2022年1月8日千葉労連第74回評議員会&旗開きが千葉土建本部会館で行われました。
冒頭で本原議長は20年以上にわたり異常な低賃金、不安定雇用を押し付けられてきた状況を改善し、すべての労働者に大幅な賃上げを実現する事を春闘の目標に掲げました。特に医療、介護などの現場では相変わらず様々な業種で最低ランクの賃金で働いていることを問題とし、政府はこの間、月あたり9000円の賃上げを表明したが、まだまだ足りないという運動を広げていく必要があると述べました。
また昨年行われた総選挙の結果について、改憲勢力が3分の2を超え、憲法改悪の動きが益々加速していきそうな状況にあり、守り活かす運動を強めていくことが求められる。そういう意味では労働組合の本気度が試される年で、政治を変える活動も大いに進めていきたいと訴えました。
討論では10団体からの積極的な発言があり、それぞれの現場で起きている事や問題、行動提起などを共有しました。
参加者は現地42名、オンライン4名の計46名でした。
事務局提案の議案はすべて拍手をもって可決されました。
~ 22国民春闘 スローガン ~
格差と貧困をなくして1日8時間働けば暮らせる社会を実現しよう
憲法を活かして国民の権利を守ろう
全員参加の春闘を追求しよう
評議員会のあとは、コロナ禍の影響を鑑み、去年と同様に縮小版の「旗開き」を行いました。
お茶で乾杯をしたのち、メイン企画の「落語」を鑑賞しました。
概ね好評で、またやってほしいという話も聞こえてきました。