2023.04.09活動報告

千葉労連 技術班の日記

こんにちは

千葉労連HP管理者Hです。

「明けましておめでとうございます」の投稿から早3カ月経ちました。あっという間の3カ月です。信じられません(汗)季節はすでに4月。早いものです。本当に更新が遅れて申し訳ありません。本日は不定期で千葉労連技術班の記事を送らせて頂きたいと思います。

日頃から、千葉駅前などで宣伝をする千葉労連ですが、どうも最近マンネリです。

何か目立つことはできないか・・・と考えた時、電光掲示板はどうかと考えました。

夜の宣伝には絶対映えると思うんですよねぇ~

しかし、新規で購入となると結構高い買い物になるし、

事務局長が良く言う「費用対効果」を考えると購入の許可も下りないだろうなぁ・・・(汗)

そこでインターネットで中古品を売買するサイトの「メル〇リ」さんで格安で買えないか検索してみました。

・・・あった!

「LED7色看板 縦36cmx横100cm」が送料込みで売っているではないですか!

おお!安い!!! 3回呑みに行くことを我慢すれば・・・安い・・よな?(小声)

但し、気になるのが【現状品】の文言。これ如何に!?

調べてみると現状品とはつまり「ジャンク品」の事を意味するらしい。

また、取り扱い説明書がないのも痛い。

購入は自己責任。ノークレームノーリターン

ん~、どこが壊れているのだろうか?

だけど商品紹介の写真ではLEDはきちんと光っているし

文字もちゃんと見える。正常品に見えるけどなぁ...

まぁ、取り合えず直せるのではないかという変な自信があったので購入してみた。

購入手続き後、翌日には事務所に届きました。

近所の埼玉県にあるショップから送ってきたようです。

届いた商品はこちら

中古で購入した電光掲示板【現状品】

・・・ふむ、なかなか綺麗です。

ということで、コンセントに電源を入れてみた。

マツダ家コンサル・・・ と宣伝文字がスクロールされていました。

ほうほう、とりあえず正常に動いています。

これならいける。そう確信しました。さて、この文字を書き換えるにはどうしたらいいのか?

さっそくインターネットで調べてみました。

分かった事、それは、この商品は中国製でした。

わずかな情報が頼りです。youtubeの検索でもHIT!

外国の方がセットアップの動画を配信していました。日本語ではないけど...(涙)

調べていくと、この商品の姉妹品がam●zonさんで売っていることも突き止めました。

(やっぱネットって便利だね!)

文字の書き換えなどはwifiで接続して、専用ソフトで転送するらしい。

(専用ソフトもすんなりダウンロードできました!)

ほう、なるほど・・・ということでwifi接続!

と・こ・ろ・が!?

確かにパネルからWIFIの2.4Ghzの電波が飛んでいましたが、

肝心のパスワードがわかりません。

ネット情報によると初期設定が「88888888」とのことなので、

この数字を入力して接続ボタンを押してみました。

が・・・・繋がりません。・・・どうやらパスワードを変更しているらしい。

なるほど、これが現状品の所以か.. ふふふ・・・手ごわいな

しかし、私にかかればこんなもの!

とりあえず、ぞろ目、並び数字などあらゆるパターンを試してみました。

し・か・し!

残念ながら繋がりません。

もとの所有者さんよ、パスワードを変えるんじゃない~!(怒)

途方に暮れ、電光掲示板を眺めてふと思う。

「マツダ家コンサル」さんてどんな会社?

もしかしたら、電話番号とかそういうものがパスワードになっているかもしれない

・・ということでネットで検索して、出てきたホームぺージがこれ

マツダ家コンサルさん

うっ! 

これか??? なんか・・・

・・・なかなかヤバい会社なのかな?(汗)

ともあれ元所有者の手がかりは分かりました!

残念ながら電話番号とかそういう情報は掲載されていませんでした。

ここで私はとんでもない事に気づきます。

WIFIパスワードは数字だけではない

アルファベットの使用も十分考えられる!!!( ̄д ̄)

しかも大文字小文字の組み合わせだって考えられる!

こりゃ、お手上げだ。

いろんなパスワードの組み合わせを創造し入力しましたが駄目でした。

こりゃアカン。絶対解読不能だわ・・・

ということで、リセットボタンとか、初期化ボタンとかないかを調べるために

電光掲示板のケースを開いてみました。

中はシンプルですね

調べた結果、こいつがWIFIを発信している基板だとわかりました。

FK-8F1

FK-8F1と印字されている。この基板です。

TESTボタンがあるが、リセットボタンの様なものはありませんでした。

電池を外してみてもパスワードは初期化されませんでした。ちっ!

またまた、ネットで検索「FK-8F1」って売っていないか調べてみました。

・・・調べたらありました!!なんと売っていました!良かった~

中国からの輸入サイトみたいなところにありました。マニアックやなぁ~

大丈夫かな...。一抹の不安が無いわけでもないのですが、

「どげんかせんとイカン」精神で購入を決意!

1枚送料込みで1500円程度の出費でした。

まぁ安い安い!呑みに行った時の半分の値段です。

ちなみに国内での入手は難しい模様。

購入時は船で輸送するので3週間程度の期間を要するとのことでしたが、

実際は10日ほどで届きました。

コロナの影響があったころでは考えられないほどの早さです!

さて、届いた商品がこちら

左がパスワードが分からなくてロックしてしまった基板、右が新品の基板

これでいける!早速交換してコンセントに挿す

(この電光掲示板パネルはスイッチが無いんですよ)

写った画面がこちら

FK-8F1を交換した直後の写真

なんか、画面がぐちゃぐちゃです。まぁ、いいです。いじってみましょう

ということでWIFI接続にてパスワードを「88888888」で接続

ビンゴ!

繋がりました!

よかった~♪順調順調

事前に編集ソフトFK_show5.0の使い方を予習しておいたので使い方はばっちりです。

さて、最初のお題はズバリ「千葉労連」

こちらを表示してみましょう!

実際の編集画面windows版 FK_show5.0の画面

意気揚々と転送ボタンをぽちっ。そして絶句。・・・なにこれ?

実際の画面がこれ

文字転送した直後のパネルの表示

なんか違う・・というか圧倒的に違う・・・ぜんぜんダメやん!(涙)

WIFIでデーターを転送する環境は整ったのですが、パネルのパラメーターなるものの設定がが必要なようです。

なにそれ!?

すぐ使えるんじゃないの!?!?

この電光掲示板は何枚かの小さいパネルを並べて構成しているのですが、その最小パネルサイズが分かりません。16x8なのか32x16なのかはたまた8x8なのか

(LEDのドットのことです)

数えてみたらこの電光掲示板は、横96個、縦32個のLEDがありましたので、割り切れるパネルの組み合わせを調べます。

写真の模様を見る限りでは 横6分割、縦4分割、つまり最小パネルは16x8ドットではないか?と予想ができる。

とりあえず、1個1個調べてみましょう

パラメーター設定画面はこちら。沢山の共通ユニットボードが初期設定で準備されています。

ユニットボード選択画面

多分、共通ユニットボードの中にあるんだろうな・・・と予想を立てて進めます。

手探りで調査しましょう。最初に選択したユニットボードで転送した結果の写真はこちら

惜しい!

トライ アンド アゲインです!

次のパラメータに挑戦!

結果はこちら

あれ、悪くなった?

1つ1つパラメーターを調査

見つからない。どうしても文字化けしてうまく転送出来ない。なんでやろ~??

・・とやっていく中で、事故が起こりました。

それは突然やってきました。

ぷつっ

画面がホワイトとブラックの縞模様

最小パネルが16x8と予想してパラメーターを探していたのですが、突然画面がぶっ飛んだ。

それ以降一切の動作を受け付けなくなりました。

え?壊れた?

ハード的にいじって壊れることがあっても、ソフトのパラメーターいじって壊れる事あるのか?

ちーん…

その後の調査で分かった事

壊れたのはFK-8F1(中国から輸入した基板)のみであることが判明

辛い...つらいが、まだこの基板の故障のみで留まって良かった。

全体が壊れていなくて一安心です。

パラメーターの調査中の事故。調べ方が雑だったかな・・・

ということで、もう一度電光掲示板の中身にヒントになるものが無いかを調べる。

・・・あった!

多分これ、圧倒的にこれ!

基板にこう記載されている「P10-(3535)3216-4S」

3216の部分、これは恐らくこれはLEDの数32x16を示しているのだろう

そうだ!そうに違いない。まちがえない!

これでパラメーター探しがぐっと真実に近づいた。

ノーヒントよりすごくマシ!全然いいよ

こういうやりとりがゲームっぽくて楽しい♪

それにしても痛恨のミス。中国から届いた基板FK-8F1は1日にして焼けてしまった。とほほ

この事実は精神的に尾をひくな...

仕方なく、追加注文。また10日ほど届くのを待つ...

さらに1500円の追い金...

最初に「電光掲示板」を導入しようと考えてから、約3週間が経ちました。

春闘の宣伝には間に合わないだろうな・・・。残念です。

次の目標はディセントワーク宣伝です。

なんとか4月15日に間に合わせたい!

ということで、届きました。基板FK-8F1 2枚目です!

その写真がこちら

FK-8F1

ボタン電池(品番CR220)

前回購入した時はボタン電池がついていませんでしたが、今回はセットされていました。

それに。。。あれ?基板を梱包する袋があいているぞ?

(一応テープで封印してましたけど)

電源端子のねじがゆるゆるだなあ...

数々の違和感、状況から、これは誰かさんが開封した商品なんだろうな・・・と思いました。

機能が担保されれば別にいいけどさ・・・ 中古品を送ってくるなよな!もう!(怒)

ともあれ、早速、作業に取り掛かりました。

最小LEDパネルのサイズは32x16と断定してパラメーター探しの再開です。

一体、どのパラメーターが正解なのだろう

前回の調査でソフトからでも基板破壊を起こす事があり得ると学習したので

慎重に進めることにした。

すべての共通ユニットボードのパラメーターを実施したが、正解が見つからなかった。

手間と労力を考えたら新品買えば良かったのかもしれない。

これは私に良くあるパターンなのである。

安もの買いの銭失いとはよく言ったもの。まぁ、今更言っても仕方ない。

パラメーターを探す事、約1時間、前回からの継続と考えると約3時間くらいは費やしただろうか

ようやく見つけた。

このパラメーターは備忘録的に残しておく

ちなみにパラメーター設定画面に入る為のパスワードは「168」である事もここに追記しておく。

それでは発見したパラメーターの数値を見ていこう

その画像はこちら

結論、パラメーターは共通ユニットボードの選択肢の中になかった。

まさかの「カスタマユニットボード」の中にあった。

この選択肢の「32x16」を選択する

さらに設定が続くので、下記を参考にしてほしい。

スキャン設定についてですが、項目をUserタブの中の10番に合わせます。

1/4 down like Z shape・・・・ これです!

これで大丈夫だと思います。

設定の発見はほぼ奇跡!

偶然の産物。

良く見つけたな...と、自分をほめてあげたい。

下手すりゃ迷宮入り。若しくは、またまた基板が焼けたかも...

という状況でした。

ともあれこの買い物が無駄にならずに済みました!

出来た画像はこちら

電光掲示板に「千葉労連」

この電光掲示板を使って4月のディセントワーク宣伝を千葉駅前で行います。

皆さ~ん お楽しみに!

本日は以上です。