2025.05.09活動報告

 たたかう連帯の日・メーデー

5月1日、今年は天候に恵まれ穏やかな日差しの中、第96回メーデーが千葉県内各地で開催されました。「今すぐ最低賃金を1500円以上に!全国最低賃金制へ法改正を」「社会保障の拡充を」「ジェンダー平等へ!あらゆる性差別をなくそう」などの国民生活や労働者の要求のもと、約800人が千葉中央公園に結集しました。船橋・柏・松戸・八千代・市原の地域でも労働者の要求を掲げ、働く環境を替えていこうと連帯の行動をしました。

 千葉労連の寺田議長から「メーデーは100年以上労働者とともにあります。自由な時間と労働時間のバランスを要求し訴えたことがメーデーの始まりです。たたかう連帯の日で世界の80ヶ国以上が祝日です。厚生労働省も財界も労働者の声を無視し、法規制を改悪し、労働基準法の解体を狙っています。資本家が求める①労働時間の短縮か②賃上げか二者択一の理論をはねのけ、世界の労働者と共に2つとも手にいれましょう。人手不足、ハラスメント、ノルマなどで労働者を苦しめている全ての業種の職場を良くしていきたい。はたらくなかまの力ですべての労働者の大幅賃上げを要求します」との挨拶がありました。  最後にはデモ行進をし、道行く人にアピールをしました。普段、意思表明をしづらい労働環境で働く人にも声を上げること、ひいてはそれが自分のために返ってくることをデモ隊は堂々と宣伝し、要求を表明することが出来ました。