2025.09.07活動報告

9.7千葉労連 第37回定期大会

9月7日(日)千葉県教育会館で千葉労連定期大会が行われました。

寺田議長は、冒頭、主催者を代表し大会議案の3つのスローガンに関連してあいさつをしました。「戦後 80 年続いた平和を守り戦争する国づくりを止めよう」について、戦後 80 年の今も、被爆者や「戦争トラウマ」に苦しむ戦争体験者や2世、3世までもが苦しんでいます。本当の意味で日本は戦争を反省していません。労働組合が積極的に「平和教育」に取り組むことを訴えました。「新しいなかまを増やし要求実現と組織強化を」について、25 春闘の特徴として、医療や介護職場で働く労働者の賃上げは極めて低い、非正規労働者の賃金の伸び悩み、そんな中、初任給の引き上げがありました。 しかし、一方
で中高年の賃上げが抑制され、分断を持ち込む資本者階級に立ち向かおう。それらの課題のために「対話と学びあい」を中心にし、現場労働者に寄り添い、要求実現のための行動を一緒にしようと、呼びかけました。「ジェンダー平等と大幅賃上げを実現しよう」について、家庭での女性の働きは労働とすら認められず、女性の賃金は男性よりも低い。家庭の責任を女性に押しつける男性労働者がモデルとされ、根本的な女性差別により、この社会は成り立っている。ジェンダー平等が実現する社会のため、千葉県では1140円となった最低賃金の引上げの運動をさらに強めることを呼びかけました。代議員、役員、来賓含め162人が出席しました。