7月3日、自治体福祉センター4階にて地域学習交流会を開きました。
学習交流会では全労連の黒澤事務局長を講師に「地域運動の意義と役割」と題し、①地域労連の意義と役割は何か②なぜ地域で活動するの大事なのか③具体的な日常活動としてどういったことをやっていくのかを、北海道労連での教訓を踏まえての講義が行われました。
黒澤氏の講演では、どうすれば仲間が地域労連の運動に参加してもらえるのかを参加者が紙に書いてアイデアを出し合いました。地域の要求を如何に自分たちの要求と位置付けてもらうかが大事だと言い、自身が北海道で経験した現場での「当事者」を巻き込むことが運動の発展につながると強調しました。
「地域労連の現状と課題」
全体で意見交換の場を設け、15地域、単産からの発言を得ました。
・いつ、どこで活動しているのか分からない
・仲間が集まらない、後継者が出てこない
・若者は時間がない。家族との時間を大事にしたい
・地域として何ができるか
様々な悩みが課題が浮き彫りになりました。
講師の黒澤氏は「運動の見える化」を意識しつつ
の3つの提言をしました。
①共通の要求を掲げる
②皆で参加する。(誰かがやるだろうはない)
③非正規雇用や、若者や女性の労働者など立場の弱い仲間と連帯する
講義で色々語ったものの、やはり運動の難しさはあると言いました。
今後も学習会を増やしていき、同じ課題に取り組むほかの地域労連の話を聞いていく予定です。
元気に活動!共にガンバロー!