23 春闘に向けた学習と方針を提案
12 月 10 日に千葉土建会館で「2023年国民春闘千葉県学習討論集会」が開催されました。23 春闘を視野に賃金労働条件に係る情勢と要求実現に向けた課題を学習・討論し、意思統一を行う事を目的に現地参加 28 人、オンライン参加 7 人、合計 35 人が参加しました。開会挨拶では本原議長から「諸物価高騰で生活が厳しい中、岸田内閣により大軍拡・大増税の話が進行中だ。今こそたたかう労働組合の出番だ。春闘要求に確信を持ち、団結して大幅賃上げと政治を変えるたたかいのスタートを切ろう」と呼びかけました。続いて、全国革新懇事務室長の小田川義和氏から講演があり「くらしと平和の危機をどう乗り越えるか。今春闘は労働組合の存在意義が問われる春闘になる」と呼びかけました。
くらしと平和の危機をどう乗り越えるか
まとめに「くらしの危機が押し寄せる〝今日〟、何をするか」として、「自分の賃上げだけでなく、社
会保障や政策への要求もセットで行うこと。戦争反対は労働者のくらしと権利を守るためのたたかいだ。103万円の〝壁〟の問題について変化をもたらすチャンスが来ている。地球環境問題、気候危機との向き合いでも労働運動の関与は避けられない」などが話され、引き続きみんなで協力して労働運動に取り組むことを確認しました。続いて、矢澤事務局長から「①物価高に応じた大幅賃上げを実現しよう②憲法を活かしていのちと暮らしを守ろう③組織強化拡大を進めて運動を前進させよう」の3つのスローガンを踏まえ、国民春闘方針素案の提案がされました。