金光さん“ガラス張りの政治へ転換”
千葉県知事選挙 明るい会からかなみつ理恵さん 立候補を表明
「公助」こそ最優先で18 日に明るい会が記者会見
3月 21 日投票で行われる千葉県知事選挙に千葉労連が参加する「憲法がいきる明るい千葉県をつくる会(略称・明るい会)」から金光理恵(かなみつりえ)さんが立候補を表明しました。1月 18 日に千葉県庁で記者会見を開き、県政の流れを変える決意を語りました。会見では「明るい会」代表委員の三輪定宣さんが個人と団体が共同する会の性格を説明し「森田県政は県民生活を無視し続けた。県民のため働く女性知事を誕生させたい」と話しました。
任期満了に伴う知事選(3月4月告示、21 日投票)を巡り、労働組合や市民団体で構成する「明るい会」は 18 日、元予備校講師金光理恵さんを擁立すると発表しました。無所属で立候補し、日本共産党の推薦が決まっています。
平和を守る強い思い県庁で会見した金光さんは『安保関連法に反対するママの会@ちば』を主軸に活動を続けてきました。
戦争につながる道を一つ一つ閉ざしていきたい。千葉県では木更津に配備されたオスプレイや幕張メッセで開催されている武器見本市、これらへの反対活動を通して約3年間、森田県政が平和を踏みにじることに強い抗議の思いがあります。
豊かな財政県民に県民生活を守りたいと語るかなみつ理恵さん
金光さんは、夫婦別姓での結婚を 30 年近く続けています。女性の権利を守るジェンダー平等を何よりも大切に考えています。現状で千葉県は男女共同参画条例がない、全国で唯一の県です。平和やジェンダーの問題を転換させるにはまたとない機会だと思い、千葉県知事選挙の出馬を決意しました。長年続いた森田県政の流れは国政にも繋がっています。千葉県は財政力指数全国4位です。財政力を更に蓄えるために、自然豊かな三番瀬を破壊し、第2湾岸道路を計画中です。
金光さんは「労働者がおさめた税金で弱者を切り捨てず、困っている人の為に豊かな予算を使っていきたい。ガラス張りの政治を目指し、県民の声を集めて政策を実現させる知事で有りたい。トップダウンではなくリーダーシップを発揮していきたい。まずは、この2か月間、9つの政策を伝えられるように県民のみなさんと対話をすすめ、深めたい」と、意気込みを語りました。