2019.02.13パワハラ

【2018年4月30日】~派遣社員のパワハラ~

Q:

企業の総務課で事務をおこなっています。今年になり、上司が変わりました。いつもの通り書類を作成して提出すると、書き直しを命じられ、どこを書き直すのか聞くと、自分で考えろと言われました。書類をチェックし、そのまま再提出をするとOKになりました。また、書類で分からないことを質問すると、嫌そうな顔をします。別のことで質問すると、初めてのことなのに、何度も聞くなと言われました。派遣元に話しても、解決してもらえません。

A:

相談の内容がパワハラに当たることを確認しました。次に解決の仕方について検討しました。相談者は、辞めることを考えていましたが、納得のいかない辞め方はしないで、パワハラの内容をメモすることや録音すること等の対応を話しました。

次に上司がパワハラをする理由について分析しました。相談者をいじめる理由が性格的なものか、別の意図を持っておこなっているのかについて検討、相談者に具体的な対応の仕方を伝え、実行の上で後日再度相談することになりました。

派遣社員の場合、仮にユニオンが団体交渉を求めパワハラ問題を解決しようとした場合、労働契約を結んでいるのは派遣元になるため、派遣元とおこなうことになります。安全衛生問題は派遣先も予防責任を持ちますが、当事者が事実を認めない場合、責任追及が難しくなる仕組みになっています。また、この事案は「無期転換ルール」の対象になるため、退職させるための嫌がらせではと考えましたが、その場合は、派遣元と派遣先が連携して意図的なパワハラをおこなっていることになり、より複雑な背景を推測するになります。【中林】

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